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平屋注文住宅「施工事例集」
コンパクトながらも「ゆとり」を生む平屋の家
story
延床27.92坪とコンパクトながらも、どこかゆとりを感じられる家です。小国杉やリビングに伸びる梁、漆喰の気持ち良さだけでなく、広く取った玄関ポーチや廊下、窓の向こうに見える植栽など、設計者が住む人の暮らしを想う個所が随所にみられる家となっています。外壁の金属×吹付塗装という組み合わせも見どころとなっています。

直線で無機質な素材のシルバーの金属屋根と外壁は近代的。一方、玄関廻りは吹付塗装仕上げで、どことなく古風で和を感じられる。その融合により、上品で洗練されたスタイリッシュな外観に仕上った。

自然素材の垣根で柔らかい雰囲気に。トキワマンサクの生垣は、立派な目隠しに成長する。

キッチン上部の間接照明は小国杉を優しく照らし、安心できる上質な空間となる。

日本人は、座り込んで作業すると落ち着くと言われており、畳は心身のリラックス効果が期待できる。

キッチン背面は壁面収納となっている。扉を閉めれば家電類も隠せて、LDKがスッキリと整う空間に。

キッチンの片隅に小さなカウンターがある。ちょっとした工夫が生活を豊かにする

玄関に入ると、優しい表情の小国杉が香りと共に出迎えてくれる。

くつろげるリビング。廊下の突き当りには窓を設け、植栽を望む絵画のよう。

真っすぐに伸びる柱、それに架かる梁。屋根形状に合わせて小国杉を張った天井は清々しく潔い。

自然素材と職人の手で仕上げる漆喰壁には、特有の温もりがある。五感に心地よい、やすらぎのある毎日となる。